子宮内避妊器具ミレーナ|広島市駅隣接の産婦人科クリニック

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子宮内避妊具(ミレーナ)

  • 高い避妊効果が得られる
  • 1度入れれば5年間有効で年1回の定期健診だけでよい
  • 月経量が減り、月経痛が軽くなる通称“リング”と呼ばれるもので、子宮内に入れて使用します。

黄体ホルモンが付加されていることが最大の特徴で、高い避妊効果と1度挿入すると最長5年間という長期に渡る避妊効果が得られます。ピルとは違い黄体ホルモンのみが付加されていることから、血栓症のリスクが上がりません。
※妊娠希望があれば、避妊具を抜去することで妊娠可能となります。
※サイズは10円玉程度です。(上記参考写真)

子宮内避妊具(ミレーナ)が適している女性

  • これ以上妊娠を希望しない女性
  • 次の出産まで期間をあけたい女性
  • 長期にわたり避妊を望む女性
料金検査項目
ミレーナ挿入前診察
(当院での検査が必須です)
11,000円(税込)エコー、淋病およびクラミジア
ミレーナ挿入前診察オプション
(他院での1年以内の検査をした方は、検査結果をお持ちください)
13,200円(税込)子宮頸部、体部細胞診
ミレーナ挿入(5年間)
※月経開始から7日以内
55,000円(税込)エコー
ミレーナ自費定期検診
(1か月、3か月、6か月、1年、3年、4年)
1,100円(税込)/回エコー、消毒
ミレーナ抜去代金
(5年目以内)
13,200円(税込)エコー、消毒
ミレーナ抜去不可能時診察代金3,300円(税込)エコー、消毒
抜け落ちたときの返金金額
(1か月以内)
27,500円(税込)

保険対象となる場合

対象:過多月経の方
子宮に筋腫や内膜症があり月経量が多い方、子宮に病気がなくても出血量が多く貧血になる方、月経痛がひどい方です。過多月経や月経困難の訴えがあっても、具体的な所見が認められないときは、保険での挿入をお断りさせていただくことがあります。
ご希望の方は、保険適応で挿入可能か一度受診ください。検査を行い判断します。
※避妊目的では、保険診療での挿入はできません。自費での挿入をご検討ください。

 

ミレーナのデメリット

ミレーナを挿入するデメリット及び副作用は下記となります。

ミレーナ挿入の流れ

  1. 問診票記入
    一般的な婦人科診療と同じく最終月経・性交経験の有無・妊娠出産歴・これまでしたことのある病気などを記入します。
  2. 医師との面談
    妊娠出産歴の確認をし、ミレーナについて口頭で説明します。
  3. 内診・ミレーナ挿入
    まず超音波検査で子宮の形や大きさを確認しミレーナを挿入します。
  4. 会計
    抗生物質が3日分処方されます。
  5. 定期健診
    ミレーナの位置や出血の状況などを確認する定期検診はとても重要です。次の時期に必ず検診を受けてください。装着の1ヵ月後、3ヵ月後、6カ月後、1年後、それ以降は状況に応じ、1年に1回以上の検診が必要となります。

 

1 年以上装着する場合は、異常を感じなくても以後必ず1 年に1度は検診を受けるようにしてください。
また、装着後5年を超えないうちに交換・除去する必要がありますので、4年目・5年目の定期検診の際に、交換・除去のタイミングについて相談しましょう。

なお、次の症状がみられた場合はすみやかに受診してください。

  • 多量の性器出血があったとき、装着後数ヵ月以降に月経時期以外の出血が継続してあったとき、出血量の増加など出血のパターンが変化したとき
  • 前回の月経から6週間以内に月経が起こらないとき、吐き気、嘔吐、食欲不振などの妊娠を疑う兆候がみられたとき
  • 下腹部痛をともなう月経の遅れがあったとき、無月経の人で出血が始まったとき
  • 性交痛または性交後出血があったとき、性交時に違和感があったとき
  • おりものの変化や外陰部のかゆみがみられたとき
  • 発熱をともなう下腹部痛があったとき
  • 持続するあるいは急な腹部膨満感や下腹部痛(圧痛)が起こったとき
  • 脱出やずれが疑われる*症状があるとき(出血や下腹部の痛み、腰痛の症状が続くなど)
  • 下肢の疼痛・むくみ、突然の息切れ、胸痛、激しい頭痛、急性の視力障害、著しい血圧の上昇などがみられたとき